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横須賀教会カンペンハウド司祭訪問記

見田

[M.Y氏へのメール文 ]

おはようございます。
新潟を8時にでて、心配された台風もそれたみたいで、雨の影響もなく、14時半ぐらいには横須賀に無事着きました。

96歳。未だ現役の横須賀教会の現役司祭。
頭脳明晰。
アンリ神父との会話は、二人ともベルギー人なのに、何故か日本語。
私に配慮してではなく、「普段から二人の会話は日本語だ」と、アンリ神父が嬉しそうに話してくれたことを思い出しました。
但し、声が小さく、発音が聞き取りにくく、私が何故か、アンリ神父に通訳。
徹底した、小教区活動が主。
私が、日本人司祭について批判的発言をしたら、えらく怒られました。
サム会の活動趣旨が、小教区の補助、と改めて知らされました。
現存者、三人。いわば、絶滅危惧種?
「あの世で、イエス様に会えると思うと、ワクワクする。でも、まだがんばるけどネ」
ネラン神父に対しては、「彼はインテリ。」
神父としての生き方か、正反対?なのだとわかりました。
ここで、アンリ神父が、大きく頷いたのが、印象的。
<ネラン教>の私に対して、「重要なのは、ネラン神父でなく、その先のキリスト」
という言葉はひびきました。
食事は、介助師の女性が賄として用意していただき、その量と質はレストラン並み。
ところで、彼女は、帰り際に、私にラム肉を焼くように、いう。
意味が、後で分かったのですが、私がイタリアンレストランをやっていたという情報が入っていて、私をシェフと勘違いしたため。アンリ神父と二人、大笑い。
ラム肉は、それこそ、実家が肉屋だったというアンリ神父が、手際よく焼いてくれて、しかも、「余ったら新潟に持って帰れ」と言われ、ほとんど一人で食べました。
4時半について、三十分余り、教会内部を案内してくださり、その後10時過ぎに解散するまで、ジンライムの食前酒に始まり、私が持ち込んだ赤ワインとシャンパンまで五時間近くに及ぶ会話は、どんな神学論争や説教より、価値のあるものでした。

明日は、アンリ神父の希望で、何処もよらず、まっすぐ帰ります。
神に感謝!
[ 後記 ]
翌日は金曜日ということで、9時よりミサガ行われ、アンリ神父とカンペン神父とお二人で執り行いました。
帰り道、ナビに騙されて(?)、高速東名に入る時、東京都内方面に案内され、二時間ロス。珍道中でした。

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